歯周病 ー今にも抜けそうな歯がある場合ー
健康情報
こんにちは。
今日は、歯周病について症例を含めながらお話したいと思います。
突然ですが、
日本人が歯を失う原因の第一位はなんだと思いますか🤔?
実は、それこそが今回のテーマでもある歯周病なんです。
パッと思いつくのは、もしかしたら”虫歯”かもしれません。
歯周病は、御高齢になってから起こるもの…と思っている方もいるかもしれません。
しかし、30代でも3人に2人がなんらかの歯周疾患に罹患しているとも言われるぐらい皆さんの身近な疾患なんです。
今回ご紹介する症例の患者様は、
初診時に
「歯が抜けそうなんだけど、どうしたらいいですか」と仰っていました。
その時のお写真がこちら↓
右上の前から2番目から左奥の歯まで、ぐらついて今にも抜けそうな状態でした。
ここまで歯を支える骨がなくなっている場合は抜歯の適応となります。
歯を抜くことよりもその後どのような治療プランを立てていくか、が問題となります。
上の歯を抜くことによって、
噛み合わせが消失することはもちろん、
前歯がなくなるため見た目的にも問題となります。
患者様には、ぐらついている歯については抜く以外の選択肢がないこと、
また即時義歯を選択することによって、歯を抜いた日に入れ歯をいれることができるので、見た目的には歯のない状態の期間がないこと、
等々をご説明をさせていただきご了承を得て治療に進みました。
初診時にに型取りをし、
次の回で入れ歯の高さを決め、
その次の回に6本の歯を抜き上下の入れ歯を装着しました。
その時のお写真↓
この後、
歯を抜いた部分の歯茎の形が変わっていくので丁寧に何回か調整を重ねます。
歯のぐらつき、噛みづらさ等々の歯周病でお困りの方、是非中川歯科医院にご相談ください😊